memorandums

日々のメモです。

非常勤講師について少し

2011年の話。

ある看護学校の非常勤講師の依頼が、同僚の先生のところにきたそうです。

その先生は、その当時、既に他校で非常勤をされていて「やってみない?」と言っていただきました。

私は、地元が北海道で、こちらの大学関係者にはほとんど知り合いはいなかったので、こういう話はなかなかあるものではありません。

悩んだ末にお受けすることにしました。

科目は情報機器の扱い方がメインなので医療経験がなくても問題はなさそうでした。指定の教科書があり、それを読み、足りない知識は書店の看護コーナーで何冊か関連図書を仕入れて補強しました。

今年で7年目になります。

その間に、その学校の校長先生からの紹介で、大学近くの看護学校の非常勤もすることになりました。

前期と後期で1〜2コマずつ非常勤をしていることになります。

本給をもらっておきながら、その他の非常勤をするモチベーションは?と問われますと、正直に言えば、お金が得られるというのはあります。ゼミの飲み会の補助、実験のアルバイト代などなどをそこから捻出することができます。

ただ、やはり人に教えるのが面白いってのが一番ですね。。。

普通にサラリーマンやっていて、そのまま前職で働いていれば多少は昇進したでしょうから部下を持って売り上げを確保するために、元上司をみならって全国を奔走していたと思います。大変だと思いますが、個人では扱えない大きなお金を動かして。。。やりがいもあったでしょう。でも、競争は苦手だったんですね。。。協調性がなかったのかもしれません。広い意味で。

現職で何が面白いか?やはり講義じゃないかな。。。と思います。

やったことはありませんが、芸人や演劇に似ているんじゃないかと思います。

教室や演習室の中で、学生と対話しながら、1つの目標に向かって進む。。。対人ですから、考えた通りにいかないこともたくさんあります。でも、その難しさが面白いですねぇ。

話を戻して。

非常勤では、本務の学生とは違う学生を相手にします。

看護学校ですので、ほぼ女子です。男性からは羨ましい。。。という声がもしかしたらあがるかもしれません。

本務では男子の方が多い状況ですが。

私が年食ったせいもあるのでしょうけど、みんな自分の子供みたいな感じです。実際に大学生の娘もいますので。個人的には家庭では女子ばかりなので全く違和感がないです。。。クラスの少数派の男子を応援したくなる気持ちは強くなりますが。。。

当然ですが、教室も環境も周囲のスタッフも文化も異なります。

一時的にせよ、そこに身を置いて、そのイチ・スタッフとして教えることは、これまたなかなかのやりがいです。

非常勤で試してうまくいったこと本務にフィードバックすることもありますし、その逆もあります。

また、いつもの通勤経路とは異なる道を行き、その場でその街の雰囲気を感じる、これもとてもいい気分転換になります。

私自身、同じことをするのがとても苦手です。

教える内容もどんどん変えます。

天職とまではいかないかもしれませんが、人にモノを教える、は自分の気質にもっとも合った職業だな。。。と思います。

一方で、お金を得たら社会人の責任として納税が必要になります。

本給の他に20万円を上回る収入があった場合には確定申告をして納税額を再計算して差額を納める必要があります。それはそれで面倒ですが。。。上記のメリットを越えるほどの苦労ではないので。

体力とやる気が続く限り、あと、非常勤先からクビにならない限り、できたら続けさせてもらえたらなぁ。。。とは思います。

今日も非常勤です。

さて、今日はどんな顔が見られるかなぁ。。。楽しみです。