memorandums

日々のメモです。

「おおっ」と言わせたい

大学で授業をしていて、最近、特に感じる不満について書こうと思います。

学生でも楽しめるテーマ、もっと具体的にいうと「おお、すげっ!」と思わず口に出てしまうような内容を考えて準備をしたりするわけです。

もちろん、すべてではありませんが。

工夫できる少人数授業では、できるだけ新しいネタをいれるようにしています。

しかし。。。です。

残念ながら、期待通りに「おおっ」とは言ってくれないんですね。。。

オヤジと学生では育った環境が違います。価値観ももちろん違います。必ずしも共感できるわけではないことはわかっているつもりです。

ただ、専門的な内容については、ある程度の予備知識があれば「おおっ」という感覚があってしかるべきだし、そうあってほしいという場合もあるんですね。。。教える側として。

例えば、昨日です。

Rails Girlsのガイドを使ってRailsの勉強会を少人数ゼミ(2年生)でやってみようと企画しました。

いまさらRails。。。と言われるかもしれませんが。。。

この年度の学生はJavaしか勉強しないためRubyRailsも触れる機会は卒業研究までありません。個人的に勉強する人は別として。

とりあえずRailsの環境構築を済ませて、はじめてのアプリ作りをコピペでやったものの、Rubyの基礎は知っておいた方がよさそうだったので、tryruby.orgというサイトを利用して学生と一緒にトレースしてみました。

Javaと比べると明らかに短いコードで柔軟な表現ができることを体験したはずです。

でも、反応は薄く。。。中には眠そうな子も。。。

Javaを一通りやってきた学生なら1人くらいは「おおっRubyすげ!おもしれ!」となってもよさげですが。。。ならない。内面はわからないので声がでなかっただけかもしれませんが。

同じ学科でもグループが違うとなかなか世間話もしない。。。のは自分も学生のときそうでしたし。。。少人数ゼミになるとなおさらなのかもしれません。技術的ではなくそういう面での声のあげにくさというのがもしかしたらあるのかもしれませんが。。。そこは講師としての力量不足です。

少し脱線しますが。

自分の子供達の話を聞いていて大学でも同じことが言えるな。。。と思うことがよくあります。

ある科目のある先生の教え方が悪い(悪いというより合わない)と生徒は諦めるんですね。「そこ、わかりませーん」と声には出さずに。そしてあとで職員室に聞きにいくこともない。先生が忙しそうだから。。。というのが理由とか。結局、塾の先生に聞いて解決するわけです。

思い返してみれば、自分もそうでした。わかりません!と声には出さなかったし、わざわざ職員室に聞きに行くようなこともしなかった。

教える側になってそんなことも忘れるわけです。悲しいですが。

で、教える側は自分の不足についてフィードバックがないからいつまでも変わらない。言ってみれば被害者を作り続けるわけです。万人が理解できる内容にすることは困難ではあるのですが、少なくともわからない子がどれくらいいて、その子達を何とかする手立てを考えることはできるはずです。

大学には授業評価アンケートという仕組みがあり、授業に対してがつけられ、さらに具体的なコメントを得る仕組みがあります。ただ。。。この仕組みは15回の授業が終わってから。。。なので教えたその学生へのフィードバックはできないんですね。。。大福帳なるものを採用して講義毎にフィードバックを得る先生もいらっしゃるようですが、そこまではできていません。

学生のときに、留学生からその方の自国で先生をやるのは本当に大変なんだ、と聞かされたことがあります。質問攻めにあってなかなか帰してもらえないとか。日本は幸い!?(皮肉ですいません)にしてそういう文化ではないので、そういう事態にはなりにくいですが。。。

大学には塾も予備校もありません。学生は朝から晩まで講義がありヘトヘトになっているでしょうし、そもそも教員が担当している科目への関心度には大きな差があるでしょう。

ただ、興味があって選択した科目であれば、少し積極的に自分をそちらの方向に向ける、感じたことをそのまま口にする態度にする、そして自分を自分自身で盛り上げる、そういう行動を起こしてみてもいいんじゃないかな。。。と思います。というかそうして欲しいという願いです。

反応がないのが一番辛い。。。わけで。

こんなところに書いても伝わらないので、もちろん、授業でもいいますけど。

とりあえず最近思うことでした。

授業ページに「いいねボタン」を作ろうかな。。。