いまどきこんなことを書くのも恥ずかしい限りなのですが。何かの役に立つかもしれませんので。
gitやgithubは少しは使ったことはあったものの、実務で使う経験はありませんでした。
使ったといってもリポジトリマイニングの調査で必要なコマンドを実行するくらいですね。
いつかは本気に使いたいな。。。と思いながらズルズルと。
それまで気になったらWebの記事を読んだり、立ち読みしたり。
以下の2冊を買ってみて読んでみたりしたのですが、どうも使いどころがよくわからない。書いてあることは一つ一つは理解できるのですが「わからない」。
本当の意味での必要性がなかったのでしょうね。
- 作者: 川野辺正博
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GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 大塚弘記
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数ヶ月くらい前でしょうか。
書店では普段はあまり行かないWebデザイナーのコーナーに行ったときに以下の本を見つけました。
Web制作者のためのGitHubの教科書 チームの効率を最大化する共同開発ツール
- 作者: 塩谷啓,紫竹佑騎,原一成,平木聡
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/12/08
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開発者だけではなくデザイナーさんもVCSを利用する時代なんですね。
読んでみるとユースケースにしたがって必要なコマンドが記述されている。わかりやすそう。実際にそうでした。
上記のアリスの本もシナリオ仕立てなんですが、実務の流れではありません。もっとプリミティブな操作が書かれていたような記憶があります(読んだのはずいぶん前なので。。。怪しいですが)
で、最も良かったと思うのは以下の図です。addとcommitとpushの違いがしっかりわかりました。
[作業ディレクトリ] → [ステージングエリア] → [Gitディレクトリ]
(作業中) (確認中) (出荷前)
上記の2冊ともこの図はどこにも現れません(たぶんですよ)。
わかっている人には当然のことなのでしょう。
わかっている人にはわからないことがわからない。
これです。
なので、わからなかったことを憶えているうちにわかるようになった変化のきっかけを記録しておくことは、たぶん多くの人に意味があることだと思うんですね。Gitやソフトウェア開発に限らず。メタ知識ですね。
本当、この著者に感謝します。
ITに限らず、その分野や対象の専門家が書籍を書くと思いますが、実は専門家は自身が初心者だったときの記憶なんてどこへやらですから、初心者や初学習者がわかりやすいように(躓かないように)書くことって結構難しいと思うんです。
電子本の導入で出版や執筆は昔より敷居が下がったと思います。習いたてで文章のうまい方が本を書くと。。。結構売れるように思います。分野に限らずですね。
この本はコマンドとSourceTreeの両方の操作を説明してくれているのがありがたいですね。
もちろん、実務全てをこの薄さでカバーできるとは思えませんが。基本は理解できます。これって大事だと思います。
あとは自分でなんとかできますので。