memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

無駄な経験はないのかも知れない

若い頃には気づかなかったことに気づくことがある。

昨日のハプニング。思い起こすとかなりハラハラな状況だった。まともな状況ではなかった。。。かなり。

それでも、昔、連鋳工場でガス切断機前まで迫った溶鋼塊を横目に見ながら。作業員が「めくら運転なんてできねーぞーこるらぁー!」という罵声を浴びながら、突然ダウンした計算機の復旧作業をしていたときのことを思い出せば、まだまだ楽なもので。。。(←具体的すぎて何のことかわからないですよね。。。)

それでも、昨年、同じ業務で、とある経験をしていた。そのお陰で今年のハプニングをやりすごすことができた。

「苦労は買ってでもしなさい」と若者はよく年長者に言われる。でもね。誰だって「苦労なんてしたかーねぇーよ」と思うはずで。苦労というとマイナスなイメージだけど、苦労じゃなくて経験なんだと思う。ロールプレイングゲームでいうところの経験値。経験値が貯まれば、繰り出せる技が増える。そんな感じ。

そしてたまたま仕事のために召集されたチーム。そのチームの総力があって。。。なんとかなった。

世の中で事故や事件がニュースになるけど、それはあくまでハインリッヒさんの法則で、そうならないためにたくさんのヒヤリハットがたくさんの人の経験値による行動や判断によって救われているんだろうな。。。と

帰りの博多行きの新幹線(さくら)でビールを飲みながらそんなことを考えながらこれを打っている。

今日はハプニングもなく「普通」に過ごせた。「普通」とは何とありがたいことなんだろう。