memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

コロコロ工作ブロックで授業(2回目)

先週の授業では残念ながらプログラムが動作せず授業が進みませんでした

今週、再チャレンジでした。

結果から言いますと、授業は大成功でした。

50分くらいと(大学の演習に比べると)短い時間でしたが、一通り動かして当たり判定することができました。

アンケート結果はまだ手元にありませんが、プログラミングが初めての子も多かったと思います。

ワープロやペイントソフトは授業や部活で経験があるとのことでした。プログラミングも序盤は1つブロックを置くと1つクマが出て。。。という感じでしたが、たくさん画面に表示したり、当たり判定したりしているうちに、あちこちから「おーー」「おもしろい」といった歓声があがりました。何より嬉しい声です。先生役をした大学生も楽しそうでした。

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以下、大学生が授業でやってもらった操作一覧です。

  • パペットを1つ配置して出現
  • パペットをマウス位置に移動させるブロックを追加
  • パペットをもう1つ追加して出現
  • そのパペットのジグザグに動かす
  • パペットを上からたくさん出現させる
  • あたったときにゲームオーバー(ゲームクリアの方がいいかも?)にする
  • スクリーンボタンを押してフルスクリーン表示
  • 背景を好きなものに変えてゲームらしくする
  • 自由制作

※本当は当たると消えてスコアを増やすことをしたかったのですがスコアがなぜか表示されずそのブロックは使えませんでした。。。

先週の授業後に開発元のUEIの方に問い合わせて対処していただきました。ありがとうございました。

それと並行して私と小学校の担当者の先生と一緒に準備を進めてきました。一時は中止しようという話も出ましたが、何とか動作することができて何よりでした。もしかすると同様の取り組みをさせる学校様があるかもしれません。我々が今回、対処した方法を書きます。ご参考になれば。

小学校様のインターネット回線が細いため(40台近いPCが同時にネットにアクセスして動的なコンテンツをロードするのは厳しい)、生徒各PCにWebサーバーソフト(AN HTTPD)をインストールし、そのドキュメントルートにUEI様からいただいた(授業目的であれば使用が許可されるとのことです)ソースを配置します。ブラウザにlocalhostと入力すればコロコロ工作ブロックが利用できます。

教員PCにWebサーバーを配置してみたのですがPCの性能はWebサーバーソフトの性能のためかうまく動作しませんでした(数台が同時アクセスする分には問題ないのですが10台以上が同時にアクセスするとクライアント側がタイムアウトするようです)。

高速回線をもっている小中学校様ではもしかするとこれは問題ないのかもしれません。大学内でもゼミ単位(10名以下)でしか動作させていませんので確認が取れていません。

とりあえずメデタシメデタシでした。

来週、もう一度、町内の別の小学校様で授業を行う予定です。

どんな作品ができあがるか楽しみです。