memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

Quartz ComposerでiTunes VisualizerとKinectを繋いでみる

先日、ある4年生から「iTunesのVisualizerを作りたいんですがどうやればいいんですか」という質問を受けた。それを思い出して少し調べてみると。。。あるお方の授業資料がヒットしました。これはわかりやすい。

Link: Quartz ComposerでVisualizerの作成

まず、Mountain LionにデフォルトではQuartz Composerが入っていないので以下を参考にインストールします。

Link: Quartz Composer in MacOS X 10.7.3(←10.7.3の話しですが10.8でも同様)

で、とりあえずビジュアライザもどきができて何となく理解しました。iTunesのビジュアライザとしても登録できます。これは感動。。。ただ、自作するにはQuartz Composerの知識がたりません。

以前遊んだのはずいぶんと昔のことなので、とりあえずQuartz Composerを少し勉強しないとと思い、以下のサイトで少しお勉強しました。

Link: JavaScriptで始めるQuartz Composer入門

で、JavaScriptのコードが部品として使えるなら、Kinectも繋がるんじゃないか?と思い、調べてみると。。。Quartz ComposerとKinectを組み合わせた実験がたくさんありました。

ProcessingとOpenFrameworksしかやったことがなかったのでプロトタイプ作りの手段としては知っておいて損はないと思いました。いまさらながら調べてみたわけです。その結果を自分メモとしてまとめます。

Kinectと接続してデータを収集する「TuioKinect」とQuartz Composerの部品のにするための「TUIO_Quartz」をダウンロードして利用します。この2つのソフトウェアの通信にはTUIOを使うようです。TUIOに関してはこちらにまとめられています。

Link: TuioKinect
Link: TUIO_Quartz.zip

それぞれダウンロードして展開してTuioKinect.appを起動、TuioDemo.qtzをダブクリしてデモをみてみます。もちろんKinectmacに接続してからです。Mountain Lionでも問題なく動作します。

TuioKinectを使った遊びは1年くらい前に流行ったようですが、それからあまり発展していないようです。深度で前面にあるポイントを取っているだけなので、面白いけど応用を考えるのが難しい。。。といったところでしょうか。

とりあえず簡単に動きますのと、Quartz Composerは勉強すればプログラミングするよりは楽でしょうから一つの強力な武器になると思います。インタラクティブなビジュアライザ。。。作ってみたいなぁ。