memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

赤外線LEDの点灯確認

年明けくらいから暇を見つけて、東大の石黒さんの研究を参考に、赤外線LEDなどを使って視線追跡装置をこしらえています。ちょっと前のブログに書きましたが視線追跡に興味を持ったのはEyeWriterです。それから論文集めたり本買ったりいろいろ調べています。

視線追跡装置自体を研究したいわけではないので買えば済むのですがなにせ高い。。。ちょっとした思いつきの研究テーマでは難しい。そこでとりあえず自作しようというわけです。ビデオベースの方がいいと思うのですが、石黒さんの論文を読んでLimbus Trackingの簡便さに感動し作り作り始めたわけです。研究の今後はぼちぼち書くとして。

今日はその過程で赤外線LEDの点灯を目で確認したのが以下。目といっても赤外線は見えないのでPSEYEに赤外線フィルターをつけて撮影しました。

赤外線LEDまわりはWiiリモコンで遊んだ実験やFTIR方式のマルチタッチパネルを自作したときの経験が活かせます。

残念ながら撮影し忘れたのですが、この光、結構強くて、手をかざすと血管(静脈?)が見えました。可視光でも強い光を当てれば血管が見えますがたった一個の赤外線LEDでも通光しちゃいます。これはこれで何かの研究に使えそうな気がします。

で、とりあえず本日3時間くらいで何とか骨組みができました。回路は既にできているのであとは結線すればテストできるはずです。絶縁用の収縮チューブを買ってこなきゃね。

ちなみに石黒さんのデモ動画がVimeoに公開されています。カッコいい研究ですね。

Link: Aided Eyes: Eye Activity Sensing for Daily Life