memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

イングリッシュ・モンスターの最強英語術

ひさしぶりに英語学習のノウハウ本を買いました。

学生の頃、サラリーマンの頃、あれこれと本を買い学習方法を試したりしてきました。それも3日坊主。一番長く続いたのはNHKラジオ講座を録音して100回聞くっていう方法をネットで知り、安物のICレコーダーを買い通勤途中で試したのですが。。。半年くらいでしたね。。。その他、多読や多聴やったり英語のマンガ本を読んだり、英語落語を暗唱したり、基礎文法練習帳を何度もやってみたり、あれこれ。。。ですね。

で、本書。

イングリッシュ・モンスターの最強英語術

イングリッシュ・モンスターの最強英語術

勉強に王道なし。そんな当たり前のことを改めて教えてくれます。凡人はとにかく丁寧に1つ1つ自分のモノにしていかなければならないわけです。

まず単語力。好きな分野の英語の文章を読み、わからない単語をページ下に書く。翌日見てわからなければ何度もやる。わからない表現や単語を無くす。それを数年続ける。10個勉強して9個忘れるくらい当然と考えて勉強する。その心構えが大切。

続いてリスニング。sitcomを題材に1シーンごとに止めて何を言っているか当てる。何度も聞いているうちに聞こえる音が増えてくる。聞きわけるため日本語にはない音素、5つの「ア」の覚え方も斬新です。これなら誰でも自分自身で確認できるはずです。

そして発音。カップ麺容器で自分の声を聞く装置を作りネイティブの発音と自分の発音を聞き比べて近づける。

最後に文法。英語の基本は主語と動詞。それ以外の要素はとにかくたくさんインプットしてわからなければ1つずつ辞書をひいて覚えていく。辞書をひく回数がどんどん減っていく。。。

勉強自体を楽しむこと、そして達成感を感じること、これが重要とのこと。

前述のラジオ講座の失敗は何となく自分自身でわかっていました。だんだんと流れ作業になっていき、最初は楽しかった勉強もだんだんと苦痛になっていきました。どこまでできるようになったか達成感がなかったこと(例えば辞書をひく回数が減るとか)も失敗の要因だったと思います。

最近、著者の菊池先生がTOEICの教材を出されたようです。結構いい値段がしますが英会話学校に通うことを考えれば安いのかも知れません。

Link: 教材

ちなみに著者の菊池先生はTOEICを29回990点マークされた方。そして何より会社をやめたあと7年間引きこもり?生活をされてその間に英語にはまったという方とのことです。引きこもり留学とも名付けられていましたが受験にせよスポーツにせよアートにせよ一定の期間に集中して取り組むことが成果を産むのですね。プログラミングも同様と思います。諦めずコツコツと。