memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

参考文献の書き方

B4の卒業研究発表会に備えたレジュメ集の提出期限が来週月曜日に迫っています。例年のことですが、締め切りギリギリにバタバタしています。こうなるよっと何度も何度も言っているのですが、毎年、こうなってしまうのは歯がゆいものです。


今年は就職難で論文の輪講など勉強会が全くできませんでした。人の論文、本物の論文を読む機会が全くありませんでした。そのせいかわかりませんが、レジュメ指導も例年に比べるとなかなかイメージが伝わりにくい。本物の論文をしっかり読んだ経験があれば、体でどんなものか理解できるのだと思うのですが。


で、1つ困ったことが。参考文献の書き方です。「参考文献の書き方、見直してください」と指導したところ「参考文献の書き方と役割」というまさにドンピシャなPDFを学生君が見つけてきました。凄く立派な電子冊子なのですがなぜか私のイメージとは違う。「ピリオドなんて書かないよ、誤植誤植」と指導したところ、「いや、この本にはきちんと書いていた通りでしたよ」との返答。この冊子を読んでみると本当なんですね。。。不勉強でした。国が動いているということは国際規定か何かの見直しで変わったのでしょうか?


で、一応、情報処理学会電子情報通信学会IEEENatureの投稿規定を見たところ。。。それほど変わっていない。。。


いやいや、そんなことに惑わされていはいけません>自分


そもそも、基本は、研究室に所属するとその研究室の研究を前進するために研究を進めるわけです。最終的には、その成果は研究会や学会で発表して1つの区切りがつけられます。少なくとも、投稿先の学会の論文をいくつか読ませるべきでしょうし、学生自身もその研究会投稿を意識させるべきだと思います。したがって、参考文献の書き方も投稿先の雑誌の投稿規定を標準とすれば何も迷いはありません。


当研究室は立ち上げて6年が経過しましたが、この基本的なルーチンができていません。全員が全員ではありませんが、毎年、1、2名は学会発表できるレベルの研究成果があがっているのですが、論文投稿&学会発表に意味付けができていないので、誘ってもなかなか乗り気になってくれない現状にあります。


まぁ、この時期に参考文献の書き方でこのようなことを書いていること状況はまずいのですけどね。。。何とか変えて行きたいですなぁ。