memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

AVATAR

やっと観れました。暇がない上に元気も無かった。。。


映像技術はここで書くまでもありませんが、3時間という上映時間が全く気にならないような流れに感動。エンターテイメントにすっかり酔いしれました。1800円は安い。


CGか実物かわからない。というかもうそんなことはどうでもいいくらい自然で素晴らしい映像。マトリクス、もののけ姫、いろいろと批評がありましたが確かにその通りだと思いました。この映画を見て改めてわかったことは2点。


1つは映像がどんなに自然に美しくなってもローテクなアニメで十分に感動してきた我々世代にとっては、映像美はそれほど問題ではなくストーリーが大切だということ。もう一つは臨場感というか没入感を演出するのにいかに音が大切かということです。音質、音量、音の方向。


でも、昔の映画やアニメは音の環境もそんなに良くはありませんでしたから、脳が補完していたんだと思います。(その昔は映像すらなかった時代にはもっともっと補完力?があったのだと想像するのです)


逆に考えると、あまりにもリアルなコンテンツに慣れてしまった世代には補完力がない可能性も考えられます。そうなると今後のコンテンツ産業はどのような方策にでるのか?興味があります。もしかすると、我々世代が追い求めていたようなリアルさを追求するベクトルとは全く違うところに価値が見いだされるんじゃないでしょうか?(電子的なリアルさより人との繋がり?)


それにしても曲面ディスプレイは本当に美しい。作れないかなぁ?でも不思議なものですね。昔のブラウン管ディスプレイは曲面でメーカーが一生懸命フラットにしようとしてきたのに、またまた曲面に逆戻り。。。時代は繰り返すってやつでしょうかね?