memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

GBA開発とVisual Boy Advance

授業でLinuxから目覚めるぼくらのゲームボーイというちょっと昔のテキストを使ってGBA開発の演習をしています。
もともとLinux用の書籍であるため、Windows環境ではなかなかスムーズには行きません。GBA開発をやるような人にとっては当たり前のCコンパイラのインストールやデバイスドライバの設定などや、WindowsLinuxの微妙な違いなどもあり、学生さんは四苦八苦です。それがいい勉強だったりします。

演習で一番困っていたのは、書籍で作成したROMイメージがVBA(Visual Boy Advance)では動いたり動かなかったりしたことでした。実機も転送ケーブルも人数分あるわけではないので、もうバタバタ。

クロス開発ですので、実機とエミュレータに動作の違いがあることは覚悟していたのですが、ビットマップ画像を表示するような単純なプログラムも動作しませんでした。

やっと解決方法を見つけました。nosukeさん(Link)ありがとうございます。といっても2003年の情報ですね。。。覚えてらっしゃらないかもしれません。

解決方法はいたって簡単で、書籍ではGBA本体に転送するファイルを○.binとしますが、これを○.mbとすればいいようです。(nosukeさんの日記によるとVBAが拡張子によって読み込むアドレスを決定するらしいです)

横の画像はVBAの画面キャプチャで、今まで本体に転送しないと表示されなかったプログラムを実行した結果です。拡張子を変更しただけで難なく表示がでました。それにしても240x160は辛い。。。